春先の紫外線対策をバイキングで紹介!シワたるみをまいうー体操で撃退!
4月20日のバイキングでは春先の紫外線について取り上げました。
夏ほど紫外線が強くないからと油断していませんか?
紫外線に対する噂を検証するとともに
正しい紫外線対策の方法を紹介しました。
シワやたるみを解消するまいうー体操とは!?
見出し
医師
- オラクル美容皮膚科 高橋栄里
- 東京警察病院 澤田彰史
紫外線を浴びると皮膚がんになる?
紫外線を浴びすぎることにより皮膚の細胞遺伝子に傷がつき
突然変異をおこし、皮膚がんとなります。
シミやほくろとは別物ですが
シミと思っていたものの中に皮膚ガンがあったという場合があります。
皮膚がんの特徴は
- 形がいびつ
- 成長が早い
などがあげられます。
内蔵にシミが出来る?
紫外線を浴びると内蔵にシミが出来るという話しがありますが
それは、先生曰く「逆」だそうです。
内蔵に何か問題があると肌にシミが出来やすくなると言います。
日焼けをしなくても内蔵が弱っているとシミが出来るそうです。
くもりの日の方が紫外線が強い?
これは間違いだそうです。
しかしくもりの日でも晴れの日の60%の紫外線が降り注いでいます。
稀に、雲の形によっては快晴の日よりも紫外線が多くなります。
すじ雲や綿雲があるときは晴天の時よりも紫外線量が増えます。
雲の中で乱反射した紫外線が増えるためと考えられます。
紫外線のピークの時間帯は?
午前10時〜午後2時までの4時間は特に紫外線が強くなります。
この時期(4月5月あたり)だと1日6分紫外線を浴びると
肌へのダメージが蓄積されます。
真夏は3分でダメージが溜まっていってしまいます。
※あくまでも紫外線対策をしていない状態です。
黒くなる人とならない人
紫外線を浴びるとすぐに黒くなってしまう人とならない人がいますが
黒くなってしまう人の方が紫外線に対する抵抗力があるため健康に良いそうです。
肌が黒くならないという人は肌のダメージから細胞を守れないため
黒くなる人に比べて3〜5倍の紫外線ダメージを蓄積し
シミやシワになりやすく、皮膚がんにもなりやすいそうです。
これは体質の為、どうにもならないそうです。
日本人よりも色白の欧米人は、皮膚がんになりやすいと言います。
コーヒーで肌のダメージが回復
紫外線を浴びると肌の中で活性酸素が活発になります。
それが活発になり過ぎるとシミやシワの原因になるのですが
コーヒーには活性酸素を抑制する抗酸化成分である
クロロゲン酸が含まれているため1日2杯ほど飲むと良いそうです。
ただし砂糖などは入れないブラックで飲む方ことがおすすめです。
トマトも肌ダメージに良い
トマトにはリコピンが含まれていて、リコピンにも抗酸化作用があります。
トマトリコピンには
- メラニンの発生を抑える
- コラーゲンの損傷を防ぐ
- コラーゲンを増やす
といった働きがあります。
トマトをそのまま食べるよりも
トマトジュースの方がリコピンが吸収されやすくなります。(4倍)
肌にレモンやきゅうりを貼るのは間違い
レモンやきゅうりを肌にパックすると言う方がいますが
肌からビタミンCは吸収されませんので意味がないそうです。
(化粧品などはビタミンC誘導体という形で配合されています)
1年前の日焼け止めは使っても良いのか
化粧品には使用期限があります。
日焼け止めの有効期限の目安は
開封後は半年
未開封で3年ほどとなっています。
保存料などが入っていないオーガニックなどのものは
もっと使用期限が短くなります。
日焼け止めの正しい塗り方
- 正しい規定量を守る
- 2〜3時間おきに塗り直す
顔に塗る場合は500円玉大くらいの量です。
汗や皮脂などで落ちてしまう日焼け止めが多いので
適度に塗り直すことが大切です。
女性の場合はメイクをしていると思いますがファンデーションなどを
日焼け止め効果の高いものにし、化粧直しをこまめにするのも大切です。
日焼け止めのSPFやPAとは
SPF
シミ・皮膚がんの原因になる紫外線B波をカットします。
よくSPF50などの数字がありますが、SPF1で約15〜20分ほど
紫外線ダメージから肌を守る効果が持続します。
SPF50ならば(20分✕50=1000分)約16時間日焼け止め効果が持続する計算です。
PA
シワやたるみの原因となる紫外線A波をカットします。
PAはプラスの数で効果が変わります。
- PA+ 効果がある
- PA++ かなり効果がある
- PA+++ 非常に効果がある
- PA++++ 極めて効果がある
+が多くなるほど、効果的になりますが
肌への負担が強くなりますので、用途によって使い分けるようにしましょう。
紫外線を浴びた後のケア
どんなに紫外線に気をつけてもダメージを受けてしまいます。
そんな時のケアの方法を紹介します。
42度のお風呂に入る
週に2回、42度のお風呂に10分入ります。
熱いお湯に浸かることで
ヒートショックプロテインというタンパク質が生成され
肌のダメージを回復してくれます。
42度が熱すぎて無理ならば
41度で15分、40度で20分入るようにします。
夜中の2時には熟睡
深夜2時は新陳代謝を促す成長ホルモンが
一番分泌される時間です。
その時間に質の良い睡眠をとっていることが大切です。
寝る前に牛乳を飲む
牛乳に含まれるトリプトファンという成分が
成長ホルモンを分泌させやすくします。
子供の時の紫外線ダメージ
子供の時の紫外線ダメージが大人になってからシミとして現れる場合があります。
紫外線ダメージは肌に蓄積され続けるのです。
見た目には見えていなくても隠れシミといわれるダメージが
肌内にたまっていると考えられます。
家庭で出来るシミ・シワ対策
まいうー体操
大きな口をあけて「まー」「いー」「うー」と言いながら10秒キープします。
それぞれ5回を朝昼晩3セット行います。
顔の筋肉を使うことでシワやたるみを予防します。