お笑い観測所

お笑いや芸能ニュースについて書いています。

[世界一受けたい授業]小森陽一が夏目漱石の魅力を解説

   

1月16日の世界一受けたい授業では
夏目漱石研究の第一人者、東京大学教授の小森陽一先生が登場し、
2015年11月に新たに公開された漱石直筆の手紙が公開されました。
そこに書かれていた漱石の意外な愚痴とは!?

スポンサーリンク

夏目漱石

又吉直樹、池井戸潤が書く現代小説の礎を築いたのが
今年没後100年を迎える文豪夏目漱石です。
「こころ」「我輩は猫である」「坊っちゃん」など多くの作品が国語の教科書に採用され、
好きな文豪ランキングでも
太宰治や芥川龍之介などを抑えて第一位に輝く国民的作家です。

日本で印税契約をいち早く結んだ作家としても知られています。

大ヒット作連発の理由

漱石の生涯は49年と短いものでした。
小説を書いていたのも37際から亡くなるまでの12年間。
その間に書いた小説がほぼベストセラーになっています。

この短期間で大ベストセラーを連発できたのは
漱石が新聞社に就職したからです。
新聞社の専属作家になって小説を執筆しました。

東大講師としての年収は今でいう370万円ほどであった夏目漱石を
朝日新聞社が年収1100万円でヘッドハンティングしました。

新聞社の専属作家となり新聞小説として連載したのが
「虞美人草」「三四郎」「それから」「こころ」「道草」
といった名作の数々でした。

新聞に連載され人気になった後で単行本を発売し大ヒットしました。

革命的な作風

漱石の小説はとても新しい革命的な作風を持っていました。
漱石の魅力は小説を音読すれば分かるそうです。

森鴎外の「舞姫」や樋口一葉の「たけくらべ」など
同時代に活躍した小説家達の小説と読み比べてみると、
漱石の小説は誰にでも分かりやすい口語体、
話している言葉に近い文章で小説を書いています。

この漱石の表現が現代の小説の原型になっています。

取り上げるテーマがすごい

漱石ほど「壊れた恋愛」を書いた作家はいません。
「坊っちゃん」や「こころ」、「それから」など
様々な恋愛に関する細やかな描写を書いたのは漱石が先駆けと言われています。

現在の恋愛小説の礎を築いたと言えます。

漱石が弟子に書いた手紙に書かれていた愚痴とは?

2015年11月に新たに公開された漱石直筆の手紙には
「仕事ばかりで全然遊べない」と愚痴が書かれていました。

「満開謝絶のうちで酒を飲んだり西洋料理を食ったり、
馬鹿話をする。殆ど言語道断である。」
と書かれており、飾らない内容の手紙はとても珍しく貴重な物です。

この手紙は180万円だそうです。

 - バラエティ番組