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[初耳学]太宰治の走れメロスに隠された秘密とは

      2016/01/15

27日の初耳学は
「2015年、林先生が驚いた10大ニュース」でした。
ピース又吉が芥川賞を受賞したことについて
取り上げられました。

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ピース又吉、芥川賞を受賞

ピースの又吉直樹が「火花」で芥川賞を受賞すると共に、
「火花」は歴代最多の240万部を超える売上を記録しました。

走れメロスの秘密

芥川賞作家又吉は太宰治を敬愛しています。

太宰は人間失格、斜陽など数々の名作を残した天才ですが、
お金にだらしない問題児でもありました。
太宰が27歳の時、友人の作家、檀一雄と熱海に滞在中、
太宰は豪遊してお金を全部使い果たし、帰るに帰れない状況になっていました。

そこで太宰は檀一雄を人質として残し、
師匠である井伏鱒二にお金を借りようと
一人東京へ向かいました。

その道中に思いついたのが走れメロスと言われています。
友情の美しさを描いた感動的な作品ですが、
実は太宰が借金を返すために奔走した事実が基になっています。

太宰は熱海に戻らず、井伏と将棋を指していました。
なぜ熱海に戻らないのかと聞かれた太宰は
「待つのがつらいかね、待たせるのがつらいかね」
と言い、待たせる方もつらいことを説きました。

太宰治VS志賀直哉

太宰は志賀直哉を紙面で痛烈に批判して
メンツを丸つぶしにしたことがあります。

太宰は悪口をいっぱい言っている人ですが、
一番激しくディスり合いをしたのは志賀直哉でした。

志賀が斜陽を批判

志賀直哉は「斜陽」という
生活が厳しくなった貴族(没落貴族)の世界を描いた
作品に書いてある言葉遣いは本当はしない、と批判しました。

太宰はそれに反論しましたが、
また志賀に批判されてしまいます。

太宰が持っていた最終手段

しかし実は太宰は最終手段を持っていて、
斜陽を読んだ没落貴族の方たちから
「あれは本当に心に染みる」というお褒めの言葉をいただいていました。

それを握りつつ、志賀に言わせておいて
最後に「本物がこれでいいと言っている」とトドメを指しました。

志賀は誰も文句が言えない、大師匠のような存在でした。
太宰は大師匠に噛み付いたのです。

 - 林先生が驚く初耳学